エコノミックガーデニングとは?

画像提供:エドワードロウ財団

エコノミックガーデニングとは?

地域経済を「庭」、地元の中小企業を「植物」に見立て、地域という土壌を生かして地元の中小企業を大切に育てることにより地域経済を活性化させる政策です。
 
この政策はアメリカのコロラド州リトルトン市が1980年代後半から実施しており、以来、企業誘致をしていないにもかかわらず雇用と税収が著しく増加し、成果を挙げています。国内においての歴史はまだ浅く、山武市のほか静岡県藤枝市・徳島県鳴門市などで取組みが始まっています。

 

さんむエコノミックガーデニングの研究事業

さんむエコノミックガーデニング推進協議会では、山武市内の企業活動を支援し、企業間の連携を高めるための事業として、ワーキンググループによる研究事業を行っております。
 
山武市内の地域資源や産業を活かしつつ、山武市の魅力を発信するためにさまざまな事業を通じて経済活性のプロトタイプ事業を実証しながら、レジリエンス(回復力のある)地域経済の構築を目指します。

 

さんむエコノミックガーデニング推進協議会について

近年の人口減少社会において、地域の活性化を促進するためには地元の中小企業がその地域に合った形で元気になることが重要となっています。
そこで、山武市は、進取の気性が旺盛な地元の中小企業が長生きして繁栄するようなビジネス環境を構築するため、地域活性化の手法として「エコノミックガーデニング」を推進します。
さんむエコノミックガーデニング推進協議会は、このエコノミックガーデニングをベースにした地域活性化を研究するとともに、様々な分野で活躍する方々が、それぞれの専門的な知識や経験、ノウハウに基づく意見交換ができる場とすることで、その議論の中から、山武市のエコノミックガーデニングの具体的な実現可能性を見出すことを目的としています。
そこで、推進協議会では、推進母体組織の結成に向けたエコノミックガーデニングの目的や方向性を具体化するほか、ビジネス講演会や企業マッチングなどのパイロットプロジェクトにより、地元企業の機運の醸成を図りながら、推進母体組織での活動につないでいく役割を持っています。