農業やりたいけど、何から始めれば?
農地は?耕作機械は何が必要?住む家は?
就農補助金って?他に必要なものはあるの?

あなたが抱えている色々な不安を解決する!
昨年に引き続き、2018年も
農業体験バスツアーを開催しました。

 

山武市ってどんなところ?
誰もがしあわせを実感できる独立都市 さんむ

  • 都心から約70km

    都心から約 70km

    東京駅から成東駅まで特急利用で約63分の都心通勤圏です。

  • 子育て支援が充実

    子育て支援が充実

    幼保一元化を積極的にすすめ、すでに5つの「認定こども園」を開設しています。

  • 2006年に4町村合併で誕生

    2006年に4町村合併で誕生

    成東町・山武町・蓮沼村・松尾町の4町村が合併して誕生したのが山武市(さんむし)です。

  • 成田国際空港まで約25km

    成田国際空港まで約25km

    2020年東京オリンピック・パラリンピックでは、スリランカ選手団のホストタウンに。

  • 関東最大級の苺狩りエリア

    関東最大級の苺狩りエリア

    年末からG.W.まで、いちご狩りが市内各地で楽しめます。

  • イベントが盛りだくさん

    イベントが盛りだくさん

    サマーカーニバルやS1グランプリなど、四季を通じて楽しいイベントが盛りだくさん。

  • 太平洋に面した街

    太平洋に面した街

    千葉県北東部に位置し、九十九里浜のほぼ中央に位置し、夏は海水浴客で賑わいます。

  • サンブスギの森と田園風景

    サンブスギの森と田園風景

    お米や野菜を育てる農業、建材としても優れたサンブスギを育てる林業も盛んな緑あふれる街並み。

バスツアーレポート
2018年3月10日(土)、農業に興味のある方、山武市内での農業に興味のある方、山武市への移住を検討されている方向けのバスツアーが行われました。

参加者は、転職候補の一つとして農業を考えている方や、特に有機栽培に感心の強いご家族など総勢25名。

前日までの荒天から、天候も急回復し、ほぼスケジュール通りに農業体験していただけました!

1日をかけて山武市と農業についてしっかりと体感していただいた、バスツアーの様子をレポートします!!

JR成東駅にお集まりいただき、車中で山武市のご紹介と今回のバスツアーの概要を改めてご説明しながら移動。

そして最初に訪れたのは山武市の有機野菜栽培の第一人者である齊藤完一さんの「たがやす倶楽部」さん。

主催者である、さんむエコノミックガーデニング推進協議会・着地型観光ワーキンググループ・石井涼平グループ長の挨拶の後、参加者の皆様による自己紹介。
 
ちょっと皆さん緊張した面持ちですが、農業に対する考え方や参加の動機などをお話いただきました。都内、神奈川県や埼玉県など県外からのご参加者が多数いらっしゃいました。

同行するスタッフも自己紹介させていただいた後、たがやす倶楽部の代表・齊藤完一さんにもご挨拶いただきました。
 
有機野菜を購入することがまだまだ難しかった30年も前から、有機にこだわり、化学肥料や農薬に頼らず、美味しくて安心な野菜を作り続ける想いをお話いただきました。
 
特に「美味しい野菜を育てるためには、土づくり」ということで、自家製堆肥を発酵させている堆肥場へ移動。

コーヒー豆の粕・落花生の殻・もみがらや野菜くずなどを混ぜて発酵させ、長い時間をかけて堆肥が出来上がるそうです。
発酵の過程で堆肥から湯気が発生していて、それを体感させようと参加者さんにビニールをかぶって堆肥のうえに仰向けに寝てもらいました。
 
すると、発酵中の堆肥から得も言われぬ心地よい暖かさを感じる、そうです。

堆肥場で齊藤さんの土づくりに対する真摯な姿勢に感化されたところで、参加者の皆さんには農業体験ということで、まず種まき体験。
 
本来畑での作業の予定でしたが、前日まで大量に雨が降っており「土を悪くする」ということで、ポットに島オクラと空芯菜の種を撒いてもらいました。

そして次は人参の収穫体験!
 
大きかったり小さかったり。
育ちすぎて割れているものもやスーパーの店頭で売られていることのない変わったカタチの人参まで。
 
「えっ、この小さな面積にこんなにたくさん人参ってできるの?」
たくさん穫れる人参に参加者のお子さんたちも大喜びでした。

人参を収穫し「帰ったらどうやって料理しよう?」と妄想していただいたところで、参加者の皆さんに、その人参だけをしぼった「人参ニュース」を試飲していただきました。
 
水も砂糖も入っていない、ただ人参だけをしぼったジュースなのに「こんなに甘いの!」「美味しい!」の驚きの声が。

その後も、有機栽培で作られた美味しい「完一やさい」の収穫体験は続きます。
 
齊藤さんの丁寧な説明を一つ一つ聞きながら、美味しい野菜を収穫する貴重な体験です。
白にんじん・ほうれん草・ビーツ・亀有大根…。
 
もちろん普段都会のスーパーで目にする野菜たちとの違いを、目で、肌で、たっぷりと味わいながら。
 
皆さん両手に一杯詰まった収穫袋をぶら下げバスに乗り、次の目的地へ。

続いて訪れたのは、有野実苑オートキャンプ場。
 
昨年に引き続き、場内にあります農園リストランテ「ヴェルデューレ リッコ」にて参加者の皆様に山武の特産物を使ったお料理を召し上がっていただきました。

こちらでは、山武の農家さんたちが作った野菜もお料理にふんだんに使われています。
 
堆肥・種まき・収穫と畑で農業体験をされてきた参加者さんたちに、地元の農家さんが育てた野菜がこのように素敵なお料理として出される、というイメージをしていただけたのではないでしょうか?

色とりどりのお料理に心もお腹も満たされたあとは、実際に「山武市に就農」された先輩たちのお話を聞いていただきました。

三つ豆ファーム代表の山木さんは、山武市で就農するにあたって、齊藤完一さんと出会い、約15年。
初めは、師匠である齊藤さんに頼ることも多かったそうです。
 
実際に知り合いが誰もいない土地で農業を始める、ということは大変難しいことで、「師匠」と呼べる存在との出会い、の重要性についてお話いただきました。
 
今では野菜セットを宅配するサービスや、様々な農業体験イベントを開催されるなど、活躍されているようです。

次に農業生産法人くくりの森の農場長・飯島さんにお話してもらいました。
 
飯島さんは長野県の実家も農業を営んでいるそうですが、だからこそ話せる一般の農家さんと農業生産法人の違いについて、わかりやすく説明してくださいました。
 
農業を経営する、という視点でのお話は参加者の皆さんも真剣に聞かれているようでした。また農村文化の継承や地域経済の活性にも役立っていきたい!というお話も印象的でした。

そして再び、たがやす倶楽部代表の齊藤完一さんに登場していただきました。
 
ここでは主に都内でのマルシェ出店や食事会開催、宅配サービスなどを通じて、野菜栽培以外の活動についてもお話いただきました。
 
都市と農村をつなぐ「感じてもらう農業」こそが今農業に求められている役目であると考えながら、日々活発に活動されているようです。

さらに、たがやす倶楽部の事務局を兼務しながら、ご自身は匝瑳市でイチジク栽培を手がけている服部さんにもお話いただきました。
 
さまざまな職種で主に企画を担当することの多かった服部さん、イチジク栽培を行いながら、「いちじく食堂」というキッチンカー販売やケータリングサービスも行なっているそうです。
 
そんなお料理も上手な服部さんのサポートのもと、参加者の皆さんに「ピクルスづくり」体験を行ってもらいました。

カットしたばかりの有機栽培の新鮮野菜たちを瓶に詰め込んで、ローリエに粒胡椒、唐辛子を入れて、お酢や砂糖を混ぜたピクルス液を流し込んでいきます。
 
色鮮やかに、いろんなカタチにカットされた野菜の入った瓶に、参加者の皆さんの表情のように野菜たちも楽しそう。

また大きなお土産がひとつ増えたところで、山武農業事務所の染谷さんから、千葉県で、山武市で、農業を始めるには?ということでお話いただきました。
 
この山武市には、海沿いのエリアと内陸部のエリアがあり、それぞれの地質に適した野菜や果実が栽培されているというエリアの農業の様子から、実際就農するために必要な技術や資金、生活環境に至るまで「なかなか聞けない農業の実状」を詳しくご説明いただきました。
 
また有機農法をやってみたい、という方を含め新規就農者が千葉県内で最も多いのが山武市、というお話もありました。

最後に会場を提供してくださった有野実苑オートキャンプ場の鈴木さん、そして併設する観光農園を担当するスタッフさんからもお話をいただきました。
 
オートキャンプ場を開設する前は何世代にも渡って農業を営んでいたという鈴木さん、オートキャンプ場に訪れるお客様へ山武の農業や野菜の魅力を味わってもらおうという想いもあって、農園リストランテや観光農園も運営しているそうです。

実際に山武市内で農業に携わっている様々な立場の方々からお話を聞いてもらったので、参加者の皆さんに本日の感想をアンケートやインタビューに回答いただきました。

現在勤めているお仕事と農業の違い、定住先での楽しみとして農業を捉えている、あるいは有機野菜を実際に栽培している様子を見学できた感想など、それぞれにご参加いただいた目的が違うので当然ですが、バスツアーの内容にご満足いただけたようでした。

ランチをいただいたヴェルデューレ リッコさんの前で参加者スタッフ農家の皆さん一緒に記念撮影。
再びバスはJR成東駅へ移動し、ツアー日程終了〜!おつかれさまでした。

参加者の感想をご紹介
就農について、山武市について、今回のツアーの内容についてなどなど、貴重なご意見ありがとうございました!

  • 盛りだくさん!とってもお得なツアーでした。また具体的に就農におけるイメージがつく1日でした。山武市についておしつけがましくなく、知ることができました。
  • 3歳の子供と参加しましたが畑で遊んだり走り回って楽しみました。スタッフの女性、男性がとても良く遊んでくれました。
  • 完一さんのところで土に触れることができ、有機の土がすごく温かいので驚いた。あと、そこで飲んだ100%人参ジュースがすごく甘くて味が濃いのに後味がスッキリしていて美味しかった。
  • 資金の確保の話や土づくりの話が大変勉強になりました。
  • 夫婦経営をなにか始めたいと思ったときに農業か民宿かの2択で初期投資の少ない農業を選択しました。
  • 生の農家の人の話、新たに農業を始めた人の話が聞けて良かったです。
  • 流通に関わっているたため、フードロスにとても関心があります。フードロス改善には生産に関わることで改善できる点があると思い、興味があります。
  • 有機栽培を初めて触れてみて新たなビジネスチャンスが発見できたのが良かった。
  • 今後も参加したいです。月1もしくは月2で参加できるような連続的なツアーがあれば自分が種をまいた野菜や果物が成長する過程が都会に住みながら気軽に観察できていいなあと思います。
  • スタッフの方がフレンドリーでツアーもいろんな角度から農業について学ぶことができて良かった。
  • まだ農業がやりたいとかいうきっかけというものがなくて意思もフワフワだけれど今回の体験をとおして農業いいかもなと思いました。
  • くくりの森の飯島さんの暮らしの話とか見てるとこういう生き方いいなと思いました。
  • 就農希望以外にも農業体験ツアー(子供向け)があればありがたいです。

お問い合わせ
「Do you 農 さんむ?」2018年バスツアーの詳細やご不明な点、
千葉県山武市での就農や移住・定住についてのお問い合わせは、
さんむエコノミックガーデニング推進協議会事務局までご連絡ください。

山武市ホームページ

さんむエコノミックガーデニング推進協議会事務局
千葉県山武市経済環境部わがまち活性課
TEL:0475-80-1202
 
〒289-1392 千葉県山武市殿台296番地

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