農業やりたいけど、何から始めれば?
農地は?耕作機械は何が必要?住む家は?
就農補助金って?他に必要なものはあるの?
あなたが抱えている色々な不安を解決する!
昨年に引き続き、2019年も
農業体験バスツアーを開催しました。
山武市ってどんなところ?
誰もがしあわせを実感できる独立都市 さんむ
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都心から約 70km
東京駅から成東駅まで特急利用で約63分の都心通勤圏です。
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子育て支援が充実
幼保一元化を積極的にすすめ、すでに5つの「認定こども園」を開設しています。
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2006年に4町村合併で誕生
成東町・山武町・蓮沼村・松尾町の4町村が合併して誕生したのが山武市(さんむし)です。
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成田国際空港まで約25km
2020年東京オリンピック・パラリンピックでは、スリランカ選手団のホストタウンに。
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関東最大級の苺狩りエリア
年末からG.W.まで、いちご狩りが市内各地で楽しめます。
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イベントが盛りだくさん
サマーカーニバルやS1グランプリなど、四季を通じて楽しいイベントが盛りだくさん。
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太平洋に面した街
千葉県北東部に位置し、九十九里浜のほぼ中央に位置し、夏は海水浴客で賑わいます。
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サンブスギの森と田園風景
お米や野菜を育てる農業、建材としても優れたサンブスギを育てる林業も盛んな緑あふれる街並み。
バスツアーレポート
2019年3月24日(日)、農業に興味のある方、山武市内での農業に興味のある方、山武市への移住を検討されている方向けのバスツアーが行われました。
参加者は、転職候補の一つとして農業を考えている方や、定年退職後のセカンドライフを見据えて農業を知りたいご夫婦など総勢8名。
公共交通機関のダイヤに遅れが出るなどのハプニングもありましたが、山武市を1日かけて堪能していただけました!
そんな山武市の魅力と農業についてしっかりと体感していただいた、バスツアーの様子をレポートします!!
JR成東駅にお集まりいただき、車中で山武市のご紹介と今回のバスツアーの概要を改めてご説明しながら移動。
そして最初に訪れたのは山武市の有機野菜栽培の第一人者である齊藤完一さんの「たがやす倶楽部」さん。
主催者である、さんむエコノミックガーデニング推進協議会・着地型観光ワーキンググループ・石井涼平グループ長の挨拶の後、恒例の参加者の皆様による自己紹介。
3回目となるスタッフとは対象的に、やや緊張した面持ちでしたが、農業に対する考え方や参加の動機などをお話いただきました。都内、神奈川県からのご参加者が多いようでした。
「自家製堆肥」を発酵させている堆肥場へ移動。
コーヒー豆の粕・落花生の殻・もみがらや野菜くずなどを混ぜて発酵させ、長い時間をかけて堆肥が出来上がるそうです。
齊藤完一が堆肥をスコップで掘り起こすと発酵の過程が進んだ堆肥から湯気が。
参加者さんが座ってみるとすると、発酵中の堆肥から得も言われぬ心地よい暖かさを感じる、そうです。
堆肥場で齊藤さんの土づくりに対する真摯な姿勢に感化されたところで、参加者の皆さんには農業体験という名の「お手伝い」を。
掘り起こした畝にじゃがいもの種芋を撒く作業から。
耕耘機や種芋に土をかける機械に初めて触れる参加者の皆様。
力の入れどころかなかなか掴めずけっこう大変そうでしたが、表情がどんどん楽しそうに輝いていきましたね〜。
そして次はお待ちかねの野菜の収穫体験!
齊藤さんの畑では山武市特産の人参だけでなく珍しい種類の野菜がたくさん育てられています。
人参に大根、菜花など獲ったらその場でかじれる美味しい野菜に参加者の皆様、大満足。
「これから神奈川まで電車で帰るのにこんなに獲ってどうしよ〜」
と、言いながらとっても嬉しいそうな笑顔が印象的でした。
野菜を収穫し「帰ったらどうやって料理しよう?」と妄想していただいたところで、参加者の皆さんに、齊藤さんとこの畑で獲れた人参「だけ」をしぼった「人参ジュース」を試飲していただきました。
水も砂糖も入っていない、ただ人参だけをしぼったジュースなのに「こんなに甘いの!」「美味しい!」の驚きの声が。
さらに、たがやす倶楽部の美味しい野菜を味わっていただくべく、この日のランチは「野菜バーベキュー」。
かぶやじゃがいも、ビーツを焼いたり、甘みが溢れる人参、色鮮やかな葉物野菜のサラダにお味噌汁、さらには釜で炊いたご飯など、バーベキューといっても焼き料理だけでなく、彩り豊かな食卓に参加者の皆様も大満足。九十九里浜の海の恵みの魚介類や九十九里オーシャンスタービーフも登場し、まさに地産地消の美味しい時間となりました。
さっそく先程獲れた野菜をどう料理しようかと考えていた参加者さん、レシピをこっそり伝授してもらってましたね〜。
農業体験で体を動かしお腹も山武市の美味しいもので満たされた後は、住宅物件見学へ。
山武市への就農や移住を考えるのであれば「住宅を選ぶ」のも重要。
より具体的な住まい探しをイメージしていただくために、山武市松尾地区のK様宅へご案内させていただきました。
敷地約500坪に築数十年ながら増改築を重ねた和風建築。さらに田畑も近くに所有されていて、敷地内に農機具を収納できそうな大きな納屋もあり、まさに農業を営むための超優良物件。
実際に山武市内でも就農したいという要望があっても、住居が決まらず始められない、あるいは農地と住居が遠く不便というケースは多いそうです。
参加者の皆さん、まだそこまで具体的な移住計画はなかったようですが、年月を重ねた木の住まいと開放感のある佇まいに魅了されているようでした。
参加者の皆様の感心が農業だけでなく移住や住まいに広がったところで、山武市津辺にある石井工業株式会社のショールームへバスで移動します。
実はこちら、当グループのグループ長・石井のご家族が経営している材木業と住宅建築を請け負う会社。山武市には「山武杉(サンブスギ)」という住宅の構造材にも仕上材にも適した木材が生産されており、山武杉(サンブスギ)の赤みがかった温かみのある表情を活かした家づくりを提案しているそうです。
案内されたショールームの内装や大きなテーブル、建具、さらにはスリッパ置きやコースターまで、あらゆるモノが山武杉(サンブスギ)で作られており、参加者の皆さんも興味津々でした。
大きな丸太や加工用の機械なども見学させていただき、地域の産物を活かした事業を垣間見ることができたのではないでしょうか。
そして、バスは山武市役所の会議室へ。
山武市職員の菅野さんより「山武市」について改めてご説明をいただきました。
題して「ちょうどいい田舎 山武市」。
都心から電車でもクルマでも1時間ちょっとのアクセスながら農林水産業が盛んで商業施設や観光のアクティビティも「ちょうどいい」街として、参加者に山武市をアピールさせていただきました。
続いて登壇したのは、山武農業事務所の染谷さん。
千葉県で、山武市で、農業を始めるには?ということでお話いただきました。
この山武市には、海沿いのエリアと内陸部のエリアがあり、それぞれの地質に適した野菜や果実が栽培されているというエリアの農業の様子から、実際就農するために必要な技術や資金、生活環境に至るまで「なかなか聞けない農業の実状」を詳しくご説明いただきました。
所属されている山武農業事務所へ、経営についても農業の技術についても悩みを相談してください、とのことでした。
参加者の皆さんに本日の感想をアンケートやインタビューに回答いただきました。
「たがやす倶楽部での農業体験や野菜のバーベキューが大変楽しく参加してよかった!」という嬉しいお言葉いただけました。
その一方で、就農について「具体的ではない自分にはまだわかりにくい内容があった」とのご意見も。
現在普通の会社員として勤めているので、一つの仕事として農業は「大変だけど楽しい、そして新鮮だった」という感想もいただきました。
千葉県内で近い将来農業に携わるなら、山武市は有力候補の一つ、とお話されていたご夫婦もいらっしゃいました。
市役所を出てバスに乗り込む前に参加者・スタッフの皆さん一緒に記念撮影。
再びバスはJR成東駅へ移動し、ツアー日程終了〜!おつかれさまでした。
参加者の感想をご紹介
就農について、山武市について、今回のツアーの内容についてなどなど、貴重なご意見ありがとうございました!
- 実際に農機具に触れて作業を行ったり、その農家でとれた野菜のBBQはとてもおいしく、特に人参のジュースはおいしく(甘くて)とても驚きました。農家さんの声を直接聞く機会もあり、有意義に過ごせました。
- 実際の生産者の話や、空き家の見学など市での暮らしのイメージがわきやすいコンテンツになっていたかと思います。
- 土の作り方を学べたり、農作業の体験ができて勉強になりました。
- これから移住を検討するにあたり、まだ何もわからないので、農家の方々やスタッフの方が受入体制を整えてくれている事がよくわかりました。
- 思った以上に東京へのアクセスがよく、同時に販路の拡大になるためメリットがあると感じました。一方で、就農しないという選択肢を選んでも農家さんの多い山武だからこそ叶えられる暮らしもあるのかなと思いました。
- 自分の住んでいる地域に誇りを感じている人ばかり。とても良い環境というイメージを持った。
- 今、自分の住んでいる場所に比べると空気が違いました。空気がおいしい清々しい気分になりました。ちょうどいい「いなか」という感じがしました。
- 「ちょうどいい田舎」はわかりやすいなぁと今日伺って感じました。ツアー上で知り合った方なので、ツアーの目的を知っている方が対応してくださったことを差し引いても「人間のあたたかさ」が伝わってきたことは、来てよかったと思います。
- 都心への交通の便がよく、海、山両方の利点がある。非常に住みやすい印象を持ちました。
- とても住みやすいまち。これから移住を考えている人には住みやすい所だと思います。
- 説明会、インターネットではわからない現地の様子。人との交流が持てたこと。農業体験で知り合えた齊藤完一さんともう一度交流できたらと思いました。知っている人(知り合えたばかりですが)の紹介など交流を広げたり、つながりをもっていきながら検討していくのもいいのかなと思うこともありました。
「Do you 農 さんむ?」2018年に2回目を開催
2018年レポートサイト
その他のバスツアーレポートはこちらをご覧ください。
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千葉県山武市での就農や移住・定住についてのお問い合わせは、
さんむエコノミックガーデニング推進協議会事務局までご連絡ください。
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